御自宅のプチリフォームDIY/お勧め工具

御自宅のプチリフォームDIY

大規模なリフォームではなく、ちょっとお部屋をカスタマイズ。そんな時自分で色々できたら楽しいしべんりですよね?

この記事ではそんなあなたにお勧めする初めてのDIYで便利に使える道具をご紹介していきます。大切なお部屋を少しカスタマイズするにも作業に合った工具があれば 楽ちんなのはもちろん、綺麗で納得のいく作業が進められます。まず、損のない工具選び。有ったら便利な基本工具をご紹介。

まず、ご自身でDIYに挑戦するなら基本的な工具を入手することをお勧めします。適していない工具や代用品で始めると大切な家具屋家屋にダメージを与えるだけでなくご自身にも非常に危険なリスクを負うことになるからです。

例えば合っていない工具で無理にボルトやネジを開ける場合、爪を剥がしたりケガを負ったりと、大変危険っであることを頭に入れておきましょう。ではまず最初に購入するべき工具からご紹介していきます。

日曜大工やDIYリフォームで持っていると便利な電動工具や道具を7つ紹介します。

ネジ締めや家具組立に便利な「インパクトドライバー」

マキタ10.8VインパクトドライバーTD090D
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dでのネジ締めの様子

DIYや日曜大工をするときに一番最初に買ってほしい工具がインパクトドライバーです。

なぜ一番最初に購入を進めるのか?その答えは汎用性です。

インパクトドライバーの主な用途はネジ止めです。しかし、ビットと呼ばれる先端部分を交換することで「ドリル」「カッター」「やすり」等様々な用途に利用することができるからです。

まず、インパクトドライバーを購入して足りない作業があれば買い足すくらいの気持ちで入手しておいて損はありません。

最初の用途としては簡単な「組み立て家具」から棚の増設、ゆくゆくはもっと大がかりなカスタマイズの時でも大活躍してくれます。

では実際にホームセンター等でどのインパクトドライバーを購入すればよいかという説明をしていきます。

一般的なホームセンターで購入できるのはMakita,Hitachi,Bosch,パナソニック,IRIS Ohyama,リョービの6大メーカーになると思います。 実はどのメーカーでも基本性能は充実しており、特別抜きに出ているものは無いと言われています。ただ、誤解を恐れず主観でお勧めするなら日本のメーカーをお勧めします 異論はあると思いますが、まず、トラブル時(故障や操作方法等)国内メーカーの方が安心感が有ります。また、操作しないと気付かないのですが、日本人の手に合ったサイズだと 思うからです。個人差はあると思いますが、海外メーカーの工具は日本人には少し大きいかなと思っています。それと、静音性に優れているイメージです。とあるメーカーのエンジニアに 話を聞いたとき、「ベアリングの精度が全然違う」という話を聞きました。真偽のほどは定かではありませんが・・・

また、同カテゴリーに「振動ドリルドライバー」という工具があるので合わせてご紹介していきます。

②コンクリートに穴あけできる「振動ドリルドライバー」

マキタの10.8V震動ドライバドリルHP330D(振動ドライバー)
マキタ10.8V震動ドリルドライバのドリルモードでのコンクリートブロックの穴あけ

インパクトドライバーと同じカテゴリーに振動ドリルドライバーと呼ばれる機種も存在します。

インパクトドライバーの特徴は、回転方向の打撃による強いトルクでのネジ締めでした。

一方、振動ドリルの特徴は回転しながら上下に振動することで硬いコンクリートブロックでも穴あけしやすいのが特徴です。

機能動作用途
ドリルモード回転のみ穴あけ・ネジ締め
ネジ締めモード回転+クラッチ上限トルクを設定したネジ締め
振動ドリルモード回転+上下振動コンクリートなど硬い素材への穴あけ
マキタ10.8V震動ドリルドライバのドリルモードでの穴あけ
ドリルモードで穴あけ
マキタ10.8V震動ドリルドライバのドリルモードでのネジ締め
ネジ締めモードでネジ締め
マキタ10.8V震動ドリルドライバのドリルモードでのコンクリートブロックの穴あけ
振動ドリルモードで穴あけ

振動ドリルモードでは、回転中に上下振動するのでコンクリートブロックの穴あけがしやすくなっています。

普通にインパクトドライバーにドリル用ピットを取り付け穴あけ作業を行った後振動ドリルで作業をするとその便利さに驚くはずです。

電動ドライバーを買うときはこの振動ドライバー機能付きも選択肢に入れておいても良いかもしれません。

次にご紹介したいのは意外と思われそうですが「コードレス掃除機」です。作業を進めていくとどうしても避けられないのが「切りクズ」「削りカス」です。普通の掃除機でも対応できますが、大きな掃除機をその度セットして作業する手間や、狭い場所での作業等の際本当に便利なので、「インパクトドライバー」と同時に購入することをお勧めします。

手軽に掃除ができる「コードレス掃除機」

工具のようにどこにでも持って行けること、車内や収納の中での作業時、また、日常の生活の中でも活躍するので、無用の長物になることはないツールです。

  • 掃除機を手に取ったらすぐ使える
  • 電源の位置を気にせずどこでも掃除できる

作業カスを作業中にある程度処理しながら作業したほうが良い場面は多く、結果的に作業効率を上げることが期待できます。

高性能フィルター(ダストバッグの取り付け)②

続いてのお勧めツールは壁紙張り替え道具セットです。理由は、満足感。一度でも壁紙の張替えを施工したことがあれば解ると思いますが、これほど結果が明確に現れるお手軽リフォームはあまりないと言えるほど出来上がりがはっきりしていて、満足感がとても大きいのがクロス(壁紙 以下クロス)の張替えといえます。

いろんなリフォームに使える「壁紙張り替え道具セット」

なでバケで壁紙内部の空気を押し出しながら貼り付ける
壁紙内側の空気を押し出す「なでバケ」
壁紙を地ベラで押さえながらカットする様子
壁紙カットに使う「地べら」
端の折り目をつける「竹べら」
2枚の壁紙のつなぎ目をジョイントローラーで圧着する様子
壁紙を圧着する「ジョイントローラー」

組み立て家具や扉の立て付け等お手軽修繕の次はいよいよプチリフォームに手を付けましょう。手軽で低予算に始められて誰でも気づくような効果が期待できるのはクロスの張替えでしょう。

壁紙交換をはじめるにあたって重要なのは経験や技術以上に道具です。長年職人たちが培ってきたのはどの場面で何を使うかです。折角なのでその英知を拝借してより美しくクロスの交換やってみましょう。

代表的な壁紙施工道具として以下にご紹介します。

基本ツール
  1. なでバケ
  2. 地ベラ
  3. 竹べら
  4. ジョイントローラー
  5. カッターナイフ
  6. カッターの替刃
  7. スポンジ

中でも4つは壁紙交換に必須です。

  1. なでバケ
  2. 地ベラ
  3. 竹べら
  4. ジョイントローラー

壁紙施工道具は、壁紙張り替えだけでなくふすま紙の張り替えや障子紙の切り取りなどいろんなDIYリフォームにも使えるので、1セットは持っておくと便利だと思います。

さて、次にご紹介するのは「コンパスカッター」です。この聞き覚えの無い名前のツールは想像通りコンパスのようなカッターです。 義務教育で一度は触ることになるコンパスのペンの部分がカッターの刃になっているツールで以下のような見た目のものです。

きれいな丸い形が切り取れる「コンパスカッター」

丸く切り取るのに便利なコンパスカッター
コンパスカッター
コンパスカッターで排水口の半径を測る様子
コンパスのように使えるカッター

クッションフロアなど、排水口の円形に合わせて切り取る際に活躍するのがコンパスカッターです。

コンパスの先にカッターナイフの刃が取り付けられるようになっていて、綺麗な円形を切り取ることができます。

円形の切り取りって下書きしてもなかなか難しいものですが、コンパスカッターなら簡単かつきれいな円形に切り取れます。

値段も600円ほどと安いので、1つ持っておくと便利な道具です。

板に大きな円形加工ができる「ホールソー」

円形の穴あけに便利なホールソー
木材の穴あけ
ホールソーで洗面化粧台の背面に給水栓用の穴をあける様子
穴あけ作業 

もう一歩DIYに踏み込んでいくならお勧めなのが「ホールソー」です

ドリルの先が円形ののこぎりの刃になっていて、木材の板などをきれいな円形に切り取れます。

最初にお勧めした「インパクトドライバー」のピットととして装着可能で円形の切り取りが可能です。コンパスカッターでは歯が立たないような木材や天板でも軽々と作業可能です。

洗面化粧台の取り付けなど踏み込んだ作業をする場合、下水や水道の引き込み穴を開けるのに見た目も綺麗にしかも作業も早く仕上がります

先に説明したように、羽目板などに開口を作る作業にのこぎりを使ったりして作業すると慣れていない場合危険を伴いますが、ホールソーのような専用ツールを使えば安全に素早く作業が進行出来ます。

キッチンパネルの穴あけにもホールソーが便利です。

木材用とは違うホールソーが必要ですが、加工の難しいキッチンパネルでも、ホールソーならとても綺麗な穴があけられます。

最後にご紹介したいのは「レベル」です。レベルとは水平器のことで、リフォーム以外でもなにかと役に立つツールの一つです。

モノを水平に取り付けられる「水平器(レベル)」

トイレットペーパーホルダーの水平を水平器で確認する
水平器で水栓本体の水平を確認する

DIYリフォームしていると、色んなものを壁に取り付けることがあります。壁にモノを取り付けるとき、水平を見るのに便利なのが水平器です。

水平器には液体の中に気泡が入っている部分があり、気泡の位置を見ると水平が分かるようになっています。

トイレットペーパーホルダーから浴室のシャワー水栓など、水平を取る必要があるモノの取り付けにあると便利なのが水平器です。非常に単純な造りで、価格も100円ショップで買えるものもありお手頃ですし、自分の机やカフェのテーブルなどが傾いているか見ることができてとても便利です。

まとめ|はじめて買う工具はインパクトドライバー

マキタ10.8VインパクトドライバーTD090D
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dでのネジ締めの様子

DIYでリフォームを行おうとすると身近なもので加工してしまいがちです。例えばニッパが必要な場面でハサミを使ったりプラスネジやトルクネジをマイナスドライバーでこじ開けたり。 しかしそれは手間がかかるのみならず、ケガのリスク、仕上がりの悪さ、そして結局コストの増大を招くことが多いものです。

適切な工具とその使用方法にそった使い方をすれば、より完璧な仕上がり、低コスト、短時間を実現します。その中でも今回ご紹介したインパクトドライバーはドライバー以外にピットさえ付け替えればヤスリ、ドリル、ホールソー、ポリッシュ等多くの機能があり、ちょっとした作業から本格的な作業までカバーできる万能ツールといえます。故にこのページでは「最も最初に購入するべきツール」といたしました。きっと後悔することなく長くユーザーの期待に沿って活躍してくれる相棒となるでしょう。

手始めにGoogleで「インパクトドライバー」を検索してみてください。

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